100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

言い方次第でどちらもハッピーに

ウイルスの拡散により、家族単位での隔離をしている人が増えている今、WAではどこもスタッフ不足で小人数のビジネスは食料品を売っているお店でさえも一時閉店状態です。

今日行った大手のスーパーマーケットも例外ではなく、広々とした店内の各エリアにも店員さんはポツリポツリとしか配置されていませんでした。

そんな中、シーフードなどの量り売りコーナーでは夕方のタイムセールが始まっていました。

ほんの数秒前にマネージャーが来て、値札を変えていったのです。

エビが1キロ$5、ある種類の魚もキロ$5, まさかのロブスターまでもが1匹$5と見たことのない値段に。

ムール貝はキロ$1とお客さんの目を引く事間違いなしの価格になっていました。

私たちももれなくそのお客さんたちの1人に。

しかし、前のお客さんとスタッフが何やら言い合いをしていました。

どうやらスタッフはまだ値段のことを把握しておらず、システムもまだ値下げ価格になっていなかったようなのです。

量り売りの場合、システムの値段が下がらない限りバーコードは通常の値段で貼られてしまいます。

例え値札がバーゲン価格になっていたとしても。

そこでお客さんとスタッフの問答になっていたのでした。

値下げされているものだから、次々とお客さんは来ますが、システムが遅いため商品をお客さんにわたせなかったのです。

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客「さっきマネージャーがきて値札をさげていったのよ!」

店「値札は下がっていてもシステムがまだ値下げされないから、その値段で売ることはできないの!」

客「なら値札をもとに戻さないとお客さんが困惑するわ!」

店「わたしのせいじゃないからどうにもできないの!」

客「わたしはその魚を買うことはできるの?」

スタッフ「いつになるかわからない。いつもならすぐにシステムが変わるのだけど。」

 

お互いが誰かのせいにしようとしている、そんな感じでした。

そこにマネージャーが現れて、全く同じことを説明していました。

その場はなんだかみんなが喧嘩腰で次第に声のトーンも強くなり話をしている感じでした。

 

マネージャーはスーパーのスタッフがいないことで、店中あちこち歩き回り、更にシステムが遅いことで、かなりストレスを感じていたみたいです。

余裕がなく、その場にいたスタッフと同じように「わたしは悪くないの」と言っているようにきこえました。

 

いざその場面にいたら、お互いが自分たちを正当化する事にフォーカスしがちかもしれません。

でも一度冷静になると、時間があれば全て解決する事に気づくはず。

そして、言い方を少し変えたら店側も客側もそれほど喧嘩腰の会話にはならなかったはずなのです。

 

店「いつもよりシステムの反映がおそいみたいです。こちらで注文された魚はキープしておきますので、10分ほどしたらまた来てもらえますか?」

客「わかったわ。後でまた、来るわね。」

という具合に。

 

最初に、お店のスタッフは「この値段では今は買えないです。」と言っていたのでそれはお客さんにしてみたら反感を買うのも仕方ない事です。

 

同じようなことが美容室でもよく起こります。

「予約しなくてもいいはずなのにいつも待たされる。(怒」と。

こちらの言い方次第でお客さんには気分を害さないようにすることができます。

それに加えて、空いている時間帯を伝えたり、オンラインでも順番をとる事ができるとつたえると、お客さんは少し気分良く帰って行かれます。

こちらがどれだけ誠意をみせるか?で顧客との関係は良くなるものなのです。

普通なら。

 

すこしイライラっときたら、一旦、呼吸をしておちていてから一言を発するだけでもコンフリクトはおさえられます。

その間に言い方を少し考えるだけで、お互いがハッピーなれるのです。

イライラした時間が多い人生をおくりたいか?

ハッピーな時間が多い人生をおくりたいか?

あなたならどちらを選びますか?