オーストラリアに住んでいると「日本の流行り」についていけません。
そこで一時帰国前に必ずすることがあるのですが、それはファッションチェック。
日本ではどんなファッションがはやっているのかをいちおうチェックしておきます。
毎回変えるたびに浦島太郎になったような気分になったしまうから。
これは10年前にオーストラリアに来てから初めて一時帰国したとき、たったの半年くらいしかたっていなかったのに感じた感情です。
オーストラリアの生活が超リラックスしているからなのか、ゴールドコーストがビーチタウンだからなのかわかりませんが、日本に帰ったらいろいろが新しく最先端で、美容師という仕事柄、常に最先端のオシャレや情報を追いかけていたにもかかわらず、全くついていけませんでした。
それから毎回日本に帰るときはファッションチェックだけはしていこうと思っていました。
しかし次第に感じるようになったのは「みんな同じに見える」ということ。
ロングスカートが流行ればみんなが着ている。
ワイドパンツが流行ればみんな着ている。
そしてなんだか違和感を覚えました。
みんな服に着られてない??
先日のファッションのコンサルをうけて教えてもらったことがあるのですが、それは「今の流行りはほとんどのお店に売っている」というもの。
どのファッションブランドも流行りを取り入れてデザインするので、お店に行けば今流行っている洋服が買えるんですって。
確かにそうなんでしょう。
だからみんな同じに見えるのですね。
わたしはオーストラリアに住んでいますが、ファッション雑誌などは読みません。
お店に行くときはこんな服欲しいなーと思って探しに行きます。
色や形など、好きなものをさがしています。
それは流行りものかもしれないしベーシックなものかもしれませんが好きなら良しとしています。
流行りの服が自分に似合うか?着こなせるかは別なのでね。
そして、最終的におちつくのはカジュアルベーシック。
日本に帰る前にシンプルなカジュアル服を準備します。
日本ではやっていてもオーストラリアではあまりないものやその逆もしかりなのでデニムやモノトーンの服は神アイテムです。
オーストラリアで来ている服をそのまま日本で着るとやはり浮く可能性があるので、(友人にその服はやめてくれと遠回しに注意されたこともあるのです。)それだけは気をつけています。
これが結構やっかいなんですけどね。
一つ言えることは日本人はとってもオシャレにきをつかっていますよね。