あるお客さんが素敵なものをくれました。
5センチくらいの小さなビンの中から取り出した1センチに満たないくらいの大きさの折り紙で作った蝶々の『オリガミ』です。
そのお客さんがなぜ折り紙を知っていたかというと、お兄さんが日本で働いていたからなんだそう。
編み物と同様にひたすら降り続けるとメディテーション効果もあるのよ、とおっしゃっていました。
オリガミというこの言葉、オーストラリアで良く聞く言葉でもあります。
紙を折るとか、何か平らなものを折ることを折り紙スキルと言っている人もいました。
他に日本の文化をオーストラリアで感じるのは着物の柄が素敵と言って着物の生地で作られたバッグを持っている人を見かけたり、マスクの柄が和柄だったりする時。
ほっとする感じがします。
そんな時に着物の柄の意味などが説明できたらいいなーと思うのですが、わすれていることがほとんどなんです。
ちなみに食べ物だと、寿司は言うまでもなくみんな知っていますが、枝豆がグリーンソイビーンズではなくそのままエダマメとよばれていて日本人が思っている以上に日本語も英語として使われていたりするんですよね。
オーストラリア人とシェアハウスに住んでいたとき、調味料のみりんを使っている人も数人いて驚いた事がありました。
日本のアニメが映画化されたときは、子供がその映画のコスプレをしてみに行くのよ、なんて話をお客さんとしたこともありました。
こういう出来事を見ていると、オーストラリアと日本は違う国ではあるけれど日本文化が浸透しつつある国は海外であっても住みやすくなっているな、と感じます。
日本に帰ったらわたしの中の日本情報をアップデートしてオーストラリアに戻って来たいな。