100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

赤髪とわたし

わたしは美容師です。

でもヘアカラーは派手な色にしたことはありません。

前頭ブリーチしたのは過去に一度きり、しかも似合わず黒髪に戻しました。

日本で働いていた時はブラウンからブルーブラックの無難な色にしていました。

オーストラリアで、はじめてオージーの同僚にカラーをしてもらったのが約8年前、その時は赤を使った10枚程度のコントラストカラーでした。

その評判は良かったのですが、私はそれよりもいろがあせて落ちたときのハイライトの方が好きで、それから今に至るまで、ブリーチでところどころハイライトを入れ、そこにベージュやアッシュなどのトナーを被せるのが定番になっていました。

 

ところがここ最近、どうしても「赤髪」にしたくて、ずっとずっとかんがえていたのです。

 

髪の色は洋服やメイクにも影響を与えます。

顔色もよく見えたり悪く見えたり、やってみて初めて分かるんですよね。

同じカラー剤を使っても人によっては発色が全然違います。

わたしの髪はもともとブリーチでハイライトが入っていたので、赤をいれたらかなり発色します。

それで、ずっと悩んでいたのです。

で、悩んで悩んで悩み抜いて思い切って「赤」を地毛に塗布しました。

それが1ヶ月前。

 

結果、当日はちょっと後悔したのですが翌日からは仕事の制服に似合っていたので好きになりました。

あんなに考えて悩んで、多分一年くらい悩んでいたので、早くすれば良かったなと思うくらい。

そのカラーは最初の一塗りがドキドキのピークでした。

 

というのもわたしは無難な人間で、目立たず洋服もユニークとか派手とかには程遠く、かなりシンプルなタイプの見た目でした。

だから赤髪なんて、もう目立ちすぎるんじゃないかと心配していたんですよね。

オーストラリアではたいしてというか全く目立ちませんが。

 

そして、昨日、夜の8時頃Instagram を見ていたらすてきな赤髪をした人を見つけたのです。

それに影響され、前回のカラーから1ヶ月、色も褪せてきてつまらなくなっていたので、さっそくカラーをしました。

本当に思いつきです。

f:id:behappie:20210506213325j:image本当はもっと赤い♪

 

 

赤のカラーを自分の髪に塗布するまでの時間が、1回目と2回目では全然違いました。

1度目は未知だし、不安だし、失敗したらどうしよう、と考えて一年くらい悩んでいたのに、2回目は秒で即決。

 

カラーだけに限らず、わたしみたいに石橋を叩いてる渡るタイプの人は石橋を叩きすぎて壊している可能性が高いんじゃないかなと思うのです。

やりたい!けど、なんか不安。

不安だしよくわからないから今回はやめとこう。

そして、何年も経って後悔をするパターン。

あの時のあれをやってたら、今ごろこうだったかもしれない、と。

チャンスの神様には前髪しかないから通り過ぎてしまったらつかみ損ねてしまうのです。

考えて答えを出すのが面倒だから考えない、だからやらないでおくという選択をしがち。

それだと、結局コンフォートゾーンからも出られないし、成長もしない、つまんない人生を送ってしまう。

本当はチャレンジしたいのに。

 

今回のカラー、人生を守りで生きようしていた以前のわたしから少しだけコンフォートゾーンを出られ、少しだけ成長したような、そんな経験でした。

 

ちなみに去年から今年にかけて、カラーリングで派手にファッションは派手でユニークにすると宇宙からの後押しが期待できるそうですよ。