海外に住んでいる人たちにとってコロナは大きな障害を与えました。
特に家族が日本に住んでいてなかなか帰ることができない人たちには辛い時期になっています。
それは他の国に住んでいる人たちも同じ。
今日は日本に旦那さんと娘達がいるカナダ出身の女性のお客さんと話をする機会がありました。
彼女は単身でオーストラリアにきてパースの大学院で勉強しているそうです。
いつになったら帰れるか分からないから寂しい思いをしていると言っていました。
でも家族とは1時間から3時間、毎日電話をしているそうです。
それを聞いて思い出しました。
確かに友人の中にも毎日のように日本の家族に電話をしている人がいたこと。
フランス人の友達も毎日お母さんと電話をしていたし、ブラジルやコロンビア出身の友達もよく家族と電話をしていました。
コロナ禍になってオーストラリア内でも離れ離れになってなかなか家族に会えないと言うお客さんを見かけますが、電話でなくてもオーストラリアの場合は誕生日パーティーであったりクリスマスであったり家族の特別のパーティーには家族が各地からお祝いに駆けつける風習があります。
結婚したりして子供達が家を出た後でも週1回、月に1回など頻度を決めて家族で食事をす人たちも結構いるように感じます。
と、それぞれの家族はいろいろな形で絆を確認しているのでしょう。
でも、私はオーストラリアに来た最初の1ヵ月は毎日のように母に電話をしていたのを除き、その後は週に1回、連絡を取るか取らないかくらいなんです。
へんですかね?
というか、1時間も2時間も毎日電話をしたら何を話したらいいかわからない、というのが本音。
世の中は本当にいろいろ人がいて、考え方も価値観も違って、美容師として働いているといろんなひととコミュニケーションをとる機会があるのです。
この世界に生きているとまいにち同じようでも、実は違くて本当に面白いなと感じます。
3時間も話さなくてもいいですが、これを機に家族に連絡をとってみてはいかがでしょう。
わたしも連絡してみます♫