今、オーストラリアでは人手不足でいろんなビジネスで充分なスタッフがいません。
モバイルショップも、スーパーマーケットも、レストランも美容室でも同じ。
それを理解してくれる方は多いのですが、やはり理解してくれない方もいらっしゃいます。
仕事帰りの電車から見る気色
そんな中で、私たちのお店でもスタッフ2人で何週間か営業しています。
いつもは7日間オープンなのですが、いまは2日の休業日があり、毎日があっというまにすぎていくほど次から次へとお客さんが来店しています。
スクールホリデーということもあり一家族ご来店で4人カットということもあり、一気に店がいそがしくなるのです。
今日も同じように、スタッフ不足で忙しい日でした。
ある時間になったらスケジュール通りに仕事ができなくなることがありました。
スタッフ1人がランチブレイクで、残ったもう1人のスタッフがお客さんのシャンプー中に電話がかかってきたのです。
しかも、その電話はお客さんの勘違いで何故かものすごく怒っていました。
普段の電話対応とは違い、けっこうストレスをかんじていたところに、待合室にはさらに4人のお客さんが待っていたのです。
スタッフがいないので、「もうしばらくお待ちください。」とお声をかけたところ、そのお客さんは納得いかない様子でイライラをぶつけてきました。
こうなると、私たちスタッフにも余裕がなくなり、発する言葉にもトゲがはえたように話してしまいました。
マスクのおかげで私の表情までは見えていなかったかもしれませんが、こちらもすこしイライラ。
こうゆう時こそ、相手のイライラがうつらないように冷静になって対応しなければならなかったのです。
人は忙しくなればなるほどに冷静さをわすれます。
時間の余裕、スケジュールをきつきつに詰めすぎない、とか、無駄かなと思うくらい時間に余裕を持たせた方が良い接客ができますね。
毎日、修行中です。