オーストラリアの語学学校で、年齢に対する価値観がだいぶかわりました。
わたしがオーストラリアに移住したのは30歳の時です。
初めの四ヶ月は語学学校に通いました。
台湾、韓国、タイ、チェコ共和国、チリ、ブラジル、ベネズエラ、ロシアなどいろんな国からの学生がクラスにいました。
当時、日本人の中では2人目に年上でほとんどの学生はわたしより年下でしたが、意外とみんなフレンドリーで年齢は関係ないような感じがあったのを覚えています。
しかし、それまでの10年間は日本で生活していたため、年齢に対してはかなりプレッシャーがありました。
28歳ごろ、わたしの友人達は結婚して家族を築きはじめ、次のステージにいくところ、私は違った方向でオーストラリア移住という次のステージに向かいました。
オーストラリアでも過去の価値観はなかなか抜けず、2年くらいは常に年齢を気にして行動に移せないことも多々あり、その年で大人としてのコミュニケーションがとれないことにも恥ずかしさがありました。
語学学校では各国からの学生がクラスにいたのですが、その中でもロシア人の男の子は年齢なんて関係ないんだよ、と何かにつけて年齢を気にするわたしに何度も何度もつたえてくれていました。
彼にはとってもきれいなロシア人の奥さんが居て家族で仲良くさせてもらい、そのうちに年齢を気にするのはわたしだけということに気づきはじめました。
海外では30を過ぎてキャリアアップのために大学に通いました始める大人もたくさんいます。
40代で移住を決めオーストラリアに引っ越してきた人たちも見てきました。
遅すぎることはありませんね。
それ以外にも30過ぎたら露出は控えるとか暦に合わせたファッションという日本の独特な考えも年々変わって、今では考えなくても良い事で悩む事がなくなったのですが、それはまたいつかお話しします。
海外に出てみることはかなり視野が広がります。
20代の私が今の私をみたらびっくりするでしょう。