100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

シェフが足りないオーストラリア

オーストラリアでは、今シェフが足りません。

 

2020年、新型コロナの影響でオーストラリアのツーリスト業界が大打撃をうけました。

実際、ホスピタリティーで働いていたわたしのパートナーも観光客がいなくなったため、一時解雇という形で仕事がない状態が8ヶ月続きました。

当時スポンサービザで滞在していた彼は他の職場で働く事が許可されておらず、仕事がない、収入がない、ビザでオーストラリアから移動できない状態、固定費用は出ていく、母国とオーストラリアの両国からのコロナの経済的援助なし、という海外ではかなり辛い状態だったのです。


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しかし、彼はずっとこう言っていました。

「この状態がいつまでも続くことはない。国境が開かなくてもオーストラリアではすぐにシェフが必要になる。」

そしてその時はすぐに訪れました。

それが去年の12月、オーストラリアのホリデーシーズンくらいからシェフの募集があちこちでありました。

 

2021年6月現在、クイーンズランドに他州からシェフとして働きに行くと報酬が発生するとか、西オーストラリア州の北ブルームという観光地でもホスピタリティーで働く人が足りないからと引っ越していくバックパッカーに出会ったり、パース市内でもシェフがいなくて店を閉めなければならない時があったり、いつもより多めに給料を支払うなどさまざまな対策でシェフを募集しているようです。

スポンサービザも探しているという話。

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コロナで仕事をなくしたシェフたちが転職して、給料や待遇が良かったのかもとの職場に戻らなくなってしまったのでしょう。

今まではたくさんいた学生のキッチンハンドも自分達の国に帰ってしまったり、たくさんの語学学校や専門学校が閉校してしまったり、なんだかバランスを崩してしまっています。

 

ちなみに、わたしの働く美容室でも人手がたりていません。

崩れてしまったバランスをとりもどすためにも早く、国境が開き新しいビジネスの形が定着し安全な世の中が早く訪れることを望みます。

 

と、わたしは漠然と目の前の状況に対して感じたことを話していますが、パートナーの分析力や先を見通す能力にはかなり感心しております。

西オーストラリアに引っ越したときも実は決定する前から引っ越す準備をしていました。

彼はゲーマーですが、どうやらただ単にゲームをしているわけではなさそうです。