オーストラリアは冬になりました。
私は朝、2種類の果物を食べるのですが、シーズンになるとその果物はかなり安くなります。
毎日なのでなくなるのも早い。
先月までの何ヶ月間はプラムとりんご。
そのうち、ある日突然プラムがスーパーから姿を消しました。
そして今、キウイフルーツがシーズンのようで少し安くなっています。
フルーツだけでも$10以上するときがあるので、美味しくて安いシーズンのフルーツはお財布に優しいのです。
先日、ベジタブルショップのりんごを買おうとレジにいくとその横には昔よく見たオレンジ色の熟していないツヤツヤした柿が置いてあってのです。
でも知っている人はわかると思いますが、見た目は美味しそうでも食べたら渋いしぶがきというのがよく歩く道の横の木になっていて、甘いと思って食べたら痛い思いをした事があったのです。
あれは干さないと甘くないやつ。
オーストラリアのベジタブルショップには熟して一つずつケースに入った柿が売っていて、明らかに柔らかくて、甘いんだろうなというのはわかるのですが、日本で食べたようなあの甘くてカリッとした見た目の柿はあっても渋いものだと思い込んでいたのです。
海外だからなのか、信用していませんでした。
で、今回ふと思いたって避けていたあの柿を買ってみることにしました。
お店の人がカリっしてて甘いよと教えてくれたのでそれを信じて。
パートナーはすこし疑っていましたが、家に帰って食べてみると、うん、甘い!
柿ってなんとなく日本にしかない果物だと思っていましたが以外にもイタリアにもあるのだそうです。
渋いやつ。
海外に住んでお醤油が美味しくないとか、お寿司の中身が何か違うとか、りんごが小さいとか、日本で当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃないことが多くて、この10年で疑い癖がついていることに気付きました。
今回の柿、10年ぶりに食べて懐かしいのと、もう少しオーストラリアで食べる商品など信じて、ためしてみようかなと感じた出来事でした。
思い込みで損してる事もありそうですね。