会社にはそれぞれマニュアルががありますよね。
私の働く美容室でもあります。
例えば髪の毛の長さでブローの値段が違うとか、カットの種類によって値段が違ったりします。
うちの店では全てコンピューターで管理されているので、お客さんに何度も来店していただくとポイントが加算されて割引されるシステムにもなっています。
ある時、そのポイントがたまって割引しなければいけないお客さん(Aさん)の履歴が他のお客さん(Bさん)の名前を間違えてしまって、Aさんの割引をすることができませんでした。
すべてコンピューターで管理されているのですが、Aさんの会計画面に割引のクーポンが出てこなかったんです。
ミスでBさんに割引を使ってしまっていたのです。
この時、マニュアル通りだとAさんの会計画面には割引クーポンが出てこないので、割引をすることができません。
でもAさんは確実に割引されるはずだったので、マニュアルを無視すればお客さんはハッピーです。
会社は割り引いた分だけ損しますが。
例えばブローの値段がミディアムが$60だとします。
でもすごく髪が少なかったら、マニュアルを無視してショートの金額でもいいと思うんですよね。
他にも、靴を買いに行ったときのことです。
欲しい靴のサイズがあるかないか、スタッフに聞きました。
お店のスタッフは確かめもせず、即答で「そのサイズはありません。」と言い切りました。
それがマニュアルだったのかどうかわわかりません。
ないものはないと言って何が悪い?と思われるかもしれません。
でもお客さん側からしたら、せめて他の店舗に聞いてるとか、ないかもしれないけれど一応、在庫を確認するとか、何かしらのアクションをして欲しかったわけです。
それはもうないです。と言われて店の中を探し回ったら実はあった。なんてこともたまにあるので。(オーストラリアでは良くある)
これが海外から来た外国人観光客だったらどうでしょうか?
いつでもその店に来ることができるわけではないですよね。
割引されるはずだったのにされなかった。と後で悪い印象が残ってしまうと思うのです。
そんなとき、マニュアルを多少無視したとしてもお客さんが喜ぶことをしてあげたいと思いませんか?
英語もそう、マニュアルの接客英語をそのまま丸暗記してもいざという時に言いたいことが言えない!なんてことがあると思うのです。
少しでもあなたのオリジナルな方法で外国人観光客をおもてなししたいと思ったら、英語で接客するヒント教えますよ!
ボーダーが開いたら日本に行きたい!というお客さんがたくさんいらっしゃいます。
ぜひ今から準備していってください。