お客さんが何を求めているのか?を予想することはかなり大切です。
たとえその人が何を伝えたいのかをうまく説明できないとしても。
同じ店で接客をしているとお客さんが何を求めているのかが、ある程度想像できるようになります。
以前、働いていた美容室で、中国人と思われるお客さんが来店しました。
私の顔を見るなり、中国語で話し出して、一切、英語も日本語も話してくれませんでした。
「髪の毛を切りたい」のは伝わりましたが、どのようにしたいのかが全くわかりません。
そんな時は
- 写真などのお互いのイメージ一致できるものを見せる。
- お客さんに選んでもらう。
ボデシーランゲージでのコミュニケーションが大切です。
そして英語が話せても、お客さんが「どうしたいのか」をうまく伝えられない場合があります。
美容師側は
- まずどうしたいのかを想像する。
- それを形にするのに、いくつかのオプションを用意する。
- それをお客さんに選んでもらう。
それだけでお客さんはいくつかのオプションから選べるだけでなく、次回、伝え方がわかるようになります。
両方に共通していることとは、お客さんが何をしたいのか?何が欲しいのか?をうまく伝えられなくてもあなたに接客の経験があればわかるようになります。
あなたが普段、当たり前のようにしていうことでもお客さんからしてみると当たり前ではないこともありますね。
だから接客においてある程度、お客さんが何を求めているのかを予想するスキルは必要です。