100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

オーストラリア、出会いから10ヶ月でパートナービザがおりた経緯

海外に住むために必要なもの、それはビザ。

少なくとも海外在住者にとっては生活の基盤となるものなので避けては通れないことです。

彼と出会って10ヶ月でパートナービザがおりた経緯についてシェアしたいと思います。

 

 

オーストラリアに長期滞在するビザ

多くの在住者は永住権、スポンサービザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザ、テンポラリービザなど働けるビザを持っていて、ワーキングホリデーが終わった時点で割と簡単に取れる学生ビザでビザを延長する人が多いように思います。

 

ワーキングホリデーまたは学生ビザで学校に通いながら、今働いているところからスポンサービザをもらい滞在する。

または

学生ビザから卒業生ビザを申請して滞在する。

または

学生ビザを延長して滞在する。

または

ワーキングホリデービザまたは学生ビザを保持している最中にパートナーが見つかったり、結婚することになったという理由でパートナービザを申請して滞在する。

(ほかにも方法はあります。)

 

今回私がシェアするのは相手がビジネスビザ(482)保持者でオーストラリアの永住権保持者ではない場合のビザです。(2019現在)

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ビザ取得までの流れを時系列で説明

付き合い始める(2018/12)

相手がいないことにはパートナー申請はできません。(この話はおいおいして行きたいと思います。)

永住権保持者が永住権を餌に女の子をナンパするという話はよく聞きます。(結構お年のめしたおじさんから)

実際私も長い間パートナーがいなかったのでそういった手の話はよくされましたし、勧められましたが、オーストラリアに来ると驚くことの1つに年の差、国際結婚カップルが非常に多いこと、おそらくそういった背景で本当に結婚する人もいるんだと思います。

年の差カップルに見えてしまう理由はアジア人が実際より若く見えること、オージーが実際より年上に見えることも影響しているのかなと思います。

出会って2ヶ月半で同棲を始める・ビザの申請を前提に(2019/2/4)

ゴールドコーストからシドニーに引っ越しました。

誰よりもゴールドコーストを愛した私がシドニーに引っ越した時はいろいろと複雑な気持ちがありましたが、パートナーと一緒にいるためには必要なことです。

さらに引っ越し先は誰も知っている人がいませんでしたので、必然的に同棲を始めることになりました。

二人で住むと家賃が安く、広い部屋に住めるようになるのと買い物などが節約できるようになるので経済的に楽になりました。

特にシドニーは家賃が高い!( ; ; )

ジョイントアカウント(共有の銀行口座)を開く(2019/2/11)

同棲しています、という証明の1つに共有の講座を開かなければいけません。

共有口座にを一年以上使うことでパートナービザを申請することもできます。

もしパートナができてビザを申請したいのならは一刻も早く共有口座を開きましょう。

私の知人は一年以上同棲していたにも関わらずこの口座がなかったためにさらに一年同棲してからのパートナービザ申請でした。

家賃などの引き落としはこの口座を使うなど普段から使うようにした方がいいです。

書類での住所を全て変え、家賃などの領収書なども連名にできるものはする(2019/2-)

今後の申請に必要な書類を用意するためにも車のREGO、運転免許証、税金や年金などの住所は早めに変えましょう。(相手の方の住所の方が重要なのでパートナーが何度か引越しをして住所変更してない場合は催促して変えておく。)

家の契約書や家賃のレシートなども連名にしておくと証明になります。

プライベートの健康保険もパートナーと同じ保険に入るといいです。

ビザのコンサルタントと話す(2019/2)

自分でできないことや、ビザに必要なことなどわからないことはコンサルタントや弁護士に頼むとわかりやすいです。

私の場合、どのビザで滞在できるのか、パートナービザは申請できるのかとか、どんな書類が必要かなど、一人でモヤモヤして不安だった時期があったので弁護士と話して本当に気が楽になりました。

無料でコンサルしてくれるところもあれば、お金がかかるところもあります。

日本人なら断然日本語がわかる会社で話をした方がいいと思います。

私が初めにコンサルしたところは$180払って私が知っていることしか教えてもらえませんでした。(悔しい(T . T))

今はインターネットでたくさんの情報が手に入るのでコンサルタントも賢く利用した方がいいですね。

同棲1ヶ月後に政府のパートナー申請をする(2019/3/5)

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パートナーの証明証


NSW Registry of Births Death & MArriage というところでパートナーの登録をします。

シドニーのセントラル駅から近くだったので直接申請用紙を持って行きました。

申し込み用紙はWEBからダウンロードでき、その書類に必要な書類を準備します。

パスポート、オーストラリアの運転免許証、現在持っているビザ、クレジットカード、出生届、オーストラリアの政府が公布した写真付きの身分証明書、現在の住所がわかる公的な書類など。

申し込み用紙には立会人にサインしてもらう欄があって、このパスポートなどの書類が本人のものであると証明するために公認の立会人にサインしてもらう必要があります。(オーストラリア特有なのかな?)

私はJPというJustice of the Peace というグループの方にお願いしてサインしてもらいました。(立会人は図書館やショッピングセンターなどで無料でサインしてくれます。WEBで場所と時間を探して行きます。)

パートナー登録するためにかかる費用は$223と申し込みをしたという通知のレターを入れて$258かかりました。

 

共有口座(ジョイントアカウント)の使用が一年未満の場合でもパートナー申請をしているとパートナービザを申請することができます。

以前のビザが切れ日本に帰国 (2019/3/12)

パートナーの申請をしてからすぐに私が持っていたビザが切れたので1ヶ月半ほど日本に帰国していました。

久しぶりに長期の帰国だったので安心しましたし、家族との時間を過ごすことができ、オーストラリアに戻ってくるのが辛かったです。

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パートナー証明証が届く(2019/4/15)

だいたい1ヶ月後に証明証がオーストラリアの自宅に届きました。

オーストラリアに観光ビザで入国(2019/4/25)

1ヶ月半の日本帰国を終え、オーストラリアに戻りました。

過去にオーストラリアでの滞在が長かったので観光ビザでも入国するのには緊張しましたが、なんとか無事に入国することができました。

初めて観光ビザでオーストラリアに入りましたが、働けないので少しでもシドニーが好きになれるように、ヨガに行ったり、知り合いを通じて友達を作ったり、ゴールドコーストにはないナショナルパークに行ったりとビザを申請するまで時間を過ごしました。

観光ビザは3ヶ月です。

パートナーの会社からレターをもらう(2019/7/8)

スポンサービザのパートナービザは会社にスポンサーをしてもらっているのでパートナーの会社から賛成のレターをもらわなければいけません。

会社によってはそのレターを出してもられないこともあり、オーストラリア政府にパートナー申請をしていてもビザの申請をできなかったという話を聞いたことがあります。(政府と移民局は別なので。)

観光ビザの期限ギリギリまで不確かだったので正直、このレターがもらえるかどうかは一番不安だったところです。

ビザの申請、ブリッジングビザを得る(2019/7/8-23)

レターが揃えばあとは弁護士さんにお願いするだけです。

必要な書類は、ふたりの写真(友人も一緒に写っているものなど)、連名で住所がわかる家賃のレシートや契約書、運転免許証、パスポート、過去10年の渡航履歴、過去10年の住所録、無犯罪証明書など。

時間があるときに過去の渡航歴や住所録はメモっておくといいです。

住所もたくさん変わっていたのと最近の入国システムはICチップで自動的にできてしまうので、パスポートにスタンプがなく日付を確認するのがちょっと大変でした。

弁護士さんにお任せして2週間ほどでブリッジングビザになりました。

警察の無犯罪証明書を申請(2019/7/27)

ブリッジングビザが降りるとすぐに移民局から警察の無犯罪証明書を提出する旨のメールが届きます。

オーストラリアの分は弁護士さんにお願いして取り寄せることができますが、日本のものは日本の領事館に行かないと申請できません。

その際に、住民票が必要です。

内容が変わっていなければ3ヶ月以上経っていても使用できるので日本に帰国する際は取っておいてもいいと思います。

無犯罪証明証が届く・移民局(弁護士さん)に提出(2019/9/16)

2ヶ月弱で無犯罪証明が届きました。

領事館のホームページには2ヶ月から3ヶ月ほどかかるということが書いてあったのでラッキーでした。

ついにパートナービザがおりる(2019/9/19)

無犯罪証明証を提出して3日でビザがおりました。

場合によっては健康診断のリクエストが来るそうですが、私にはリクエストがきませんでした。

このビザはパートナーの会社から出されていて条件も同じなのでパートナーのビザが切れるまではオーストラリアに滞在して、無制限に働くことができます。

まとめ

私の周りにはビジネスビザのパートナーを申請している人が多く、私のその一人ですが、今回のビザの申請を通して海外に住み働くことは簡単ではないと改めて思いました。

日本に帰った時に以上に安心できるのは家族がいることと、少なくともビザの心配をすることはないからかもしれません。