一ヶ月で伸びる髪の毛の長さ
髪は1ヶ月で大体1cmほど伸びるということを、みなさん一度は聞いたここがあるかもしれませんね。
頭皮全体で髪は10万本くらい生えているので、10万×1cm 伸びるとして、それを一本の髪としてつなげていくと1ヶ月で約1km伸びる計算になります。
どうでしょうか?
1km分の髪が頭皮に増えると考えると、1ヶ月もすれば重く多く感じるのも当然ですねよね。(特に髪が太い人は)
しかも髪は根元が伸びていくので根元が多く感じるのは当たり前のことなのですが、ベリーショートのスタイル以外はスタイルを作る上で、またはまとまりやすさ、短い髪が立たないようにするため伸びて来た根元だけをカットすることは少し難しいのです。
なので毛量を減らすときにはどうしても毛先や中間を切ることになります。
男性のカットの頻度
では男性の場合、どのくらいの頻度で髪を切るのがいいのでしょうか?
私が働くサロンでは早い人で1週間に一度来店するお客さんがいて、バリカンの一番短いサイズでカットする人たちです。
一般的な男性のカットだと、やく3週間から6週間という人が多く、4週間を目安にカットする人が多いようです。
特に仕事でスーツを着ることが多い人はそれくらいの頻度がちょうど良いようです。
男性がカットをまめにするメリット
①若く見える・カッコよく見える
アジア人は欧米人に比べて白髪になるペースが遅いような気がしますが、カットをまめにすることによってその白髪が目立ちにくいというメリットがあります。
なので必然的に若く見えるのですね。
毎回私が男性のヘアカットをして思うのは、特に髪が薄くなって来た時、潔く短くして、頻繁にヘアカットをした方が、本当に若く見えるので身だしなみを整えるという意味でも最低1ヶ月に一度は美容室やバーバーに通って欲しいということです。
さらに、2ヶ月、3ヶ月伸びてしまった髪をカットした後の男性は異常にかっこよく見えますね。
自己満足(自分の仕事に対する)といえばそれまでですが、美容師はお客さんをかっこよく、素敵にするお手伝いをするのが仕事なので、仕上がりがかっこいいとこちらも嬉しくなります。
②仕事ができるように見える・仕事に集中できる
見た目の問題ですが、髪がスッキリしていてカットラインがシャープだと仕事ができるイメージがありますね。
いつも髪を短くしている人は、耳周りや襟足などが伸びてくると気になって仕方ないそうですが、それによって仕事に影響が出るのならカットした方が気分もスッキリした方が仕事の効率が上がるはずです。
ぜひTO DOリストに「髪をきる」を付け加えておいてください。
予約制の美容室の場合は1ヶ月後の予約をカットしたその日に入れておけば次回の予約を気にすることなく、1ヶ月過ごせます。
③手入れが楽
髪は毎日自分で手入れをしなければなりません。
シャンプーして乾かして、朝はワックスをつけて整えるという単純な作業ですが、数週間すると突然、うまくセットできない、まとまらないという日がやって来ます。
それが髪の切り時です。
先に1ヶ月で髪が1km伸びると書きましたが、髪の伸びる速度は一本一本違うので毛先のばらつきが出てくると手入れに時間がかかるようになります。
朝の貴重な時間を髪のセットに費やすよりも髪を切った方が楽ですよね。
知人に毎日30分以上、髪のセットに時間をかけるという人がいましだが、普通の人はそんなに時間かけていられませんものね。
次回は女性編。