美容室で働いているといろんなお客さんがきます。
だいたい、髪を触ったり見た感じでその方のお手入れ方法がわかるのです。
最近きた方は病気の治療で一度髪が抜けて生えてきたというひとでした。
もしかしたら新しく生えてきたお髪が以前とは違う状態で成長していたかもしれません。
が、ひどく乾燥して、ところどころ絵だけや切れ毛がありました。
さらには自分でカラーリングをしてブリーチした橋が、まだらになっいました。
やりたいスタイルが、艶々の前下がりボプ。
そのお髪の状態ではすこし無理がある感じ。
そこでお手入れに加えていただくトリートメントの紹介をしました。
「じゃあ、トリートメントとコンディショナー混ぜて使えばいいのね?」
わたしはそんなことひとことも言っていません。
本来は別々に使います。
けっこうしっかり説明したつもりだったのですが、始めからまた説明しました。
わたしはトリートメントとコンディショナーの使いかた、アイロンの扱い方を知っています。
一般の方からしたら知らないことの方が多いのでしょうね。
美容師はお客さんを教育しなければならないんだど、また改めて思いました。
学校ではおしえてくれませんし、両親が間違えていたら家でも正しいヘアケア方法は学べないでしょう。
たまに、頑なに商品の説明をこばむ人がいます。
いろいろ買ってしまって家に大量に商品があるのかもしれません。
しかし、とりあえず美容師のすすめる商品がなぜあなたの髪に必要なのかを一度ゆっくり聞いてみるのもいいですよ。
お髪のお手入れをきちんとするだけで、若く見えることだってありえますから。