毎週末はマーケットデー。
野菜や自然派のソープやキャンドル、カフェやスウィーツなどのお店が午前中にやっています。
ゴールドコーストやシドニーでも週末のマーケットは意外と朝から人が集まってきます。
本日はビクトリアパークコミュニティマーケットに行きました。
思っていたより店数が少なく小さかったのですが、天気も良くて気持ちが良かったです。
そこで、プラントを売っているお店がありました。
ちょっと年配のギリシャ人っぽいアクセントの女の人が売っていました。
そのお店、お店ならではの普通なら在るはずのものがありませんでした。
それは、値段。
私のパートナーが値段は?と聞くと、
「人はみんな値段で物を買うでしょ?だから私はその人が欲しいものに値段を後から言うのよ。」
と言いました。
私はすこし考えてしまいました。
たしかに自分が買い物をする時、少なくとも値段は買うか買わないかの判断の要因になっている事が非常に多いなと。
それ、本当にほしいの?
安いから、セールになってるから買うの?
それから、本当に欲しいな、いいなと思って、何度もお店に行っていても高いから買わない事、買えない物もありますよね。
本当に欲しいものならセールじゃなくても買う。
でも欲しかったものがセールになっていたらラッキー。
ほしくて定価で買ったものが数週間後にセールになっていたら損した気分。
どの気持ちも経験があります。
わたしには数年前に一目惚れで買ったワンピースがあります。
今でも大切に着ています。
それは一目惚れだったのですが、何度も何度も店に通って試着してようやく買ったもの。
その時のわたしには値段が高いものでした。
購入してからも特別な時に初おろししようと思って、部屋に飾っておきました。
着る前から、手元にあるにもかかわらず夢にまで見ていたワンピース。
コレは定価で買うつもり満々だったのですが、レジで何と10%割引で買う事ができたのです。
たしかに値段は高かったし、値段で一度は諦めようともしたのですが、本当に欲しいものは値段で買わない分、いつまでもお気に入りで大切にできるのかもしれません。
値段で買うと、まあ安かったしいいか、と雑に扱ったりすぐに使い捨てしてしまうものなのかもしれませんね。
みなさんは本当に欲しいものをかっていますか?