100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

海外移住して変わった3つのこと

環境の変化は少なからず私たちに影響を与えますよね。

今日は私がオーストラリアに移住して変わったことをお話しします。

人それぞれで、どこからのスタートかにもよりますが私の体験談を書きます。

 

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シドニーハイドパーク

 

海外移住して変わった3つのこと 

洋服が捨てられるようになった

海外に住んでいる人に本当にやってもらいたいことの一つ、自分の持ち物のミニマイズって意外とできない人が多いんじゃいかなと思うのです。

少なくても私はそうでした。

オーストラリアに初めて来たときも自分の持ち物の多さに気づいてはいましたが、大半を放置して来てしまったので、母に迷惑をかけてしまったと反省しています。

オーストラリアに来てからも相変わらず持ち物は増えるばかりだったのですが、その時はついにやって来ました。

私がこちらに移住して数年、実家の両親の家に兄夫婦が引っ越してくることになったので強制的に荷物の撤去作業のため実家に帰ることになり、帰国した翌日からお片つけが始まったのですが、以外にも簡単にものを手放せている自分に気づいたのです。

それは以下の理由からです。

  • オーストラリアはご存知の通り暖かい国で、日本で買った夏服でさえも暑すぎてきられない。
  • オーストラリアにも自分が好きな洋服が売っているのでわざわざ古い服を持っていかなくてもよい。
  • ハイヒールやブーツを履かなくなった。
  • 服の趣味やライフスタイルが変わって今まで着ていた洋服に違和感がある。
  • 洋服を放置しすぎてトレンドがとっくに過ぎ去っていた。
  • パソコンや電子機器は時代にマッチしていないものばかりだった。(これが一番邪魔で片つけに苦労した。)
  • 環境が変わって今の自分が持っていなくても困ることはないものばかりだった。(オーストラリアで使用していなかったから。)

ほとんどのものはとてもいい状態でしたが本当に簡単に手放すことができました。

たくさんの手放しができたことで気持ちがスッキリして、おかげでオーストラリアに戻ってからも定期的に洋服を見直し、できるだけ荷物を減らせるようになりました。

特にオーストラリアでは引っ越しをすることも多く、荷物が入りきらない部屋があったり持ち物が多すぎると自分があとで困るので所有物を減らすのはとても効率的です。

日本の家に住んでいる家族のためにも、自分の荷物を減らしてくるのはとてもおすすめです。

 

料理ができるようになった

これ、自分でもすごく感心したことなんですが、海外に住むと日本ではいつも食べることのできていた料理が簡単に食べられなくなります。

コンビニもないので麻婆豆腐とかラーメンとかレトルトのボンゴレビアンコのパスタソースとかミートソースパスタとかすぐに食べられないです。

日本の調味料もレトルト食品もあることはあるのですが、とにかく高いです。

でも食べたい・・・。

そんな時、作るしかないんですよね。

ラーメンも作りますし、ミートソースや色々なパスタソースは自分で作ります。

カレーもルーから作りますし、ご飯もお鍋で炊きます。

もともと料理が好きな方ならそんなこと簡単だと思うのですが、私はほとんど料理もしなかったしミートソースの作り方なんて知りませんでした。

それから、レトルト食品には何かしらの添加物が使われていますのでできるだけ添加物が入った調味料を使わずに料理をすることを覚えたのは大きな成果だと思っています。

お菓子やスウィーツもたまに手作りします。

そんなわけで体のことを気にするようになったのもこのように料理をするようになったからです。

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フェンネルとカニのパスタ

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自家製サラダ巻き、コンビニで買ったことしかなかった

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オーストラリアですしはこのように売られていることが多い。まるで恵方巻き。生の魚は基本サーモンのみでツナマヨはかろうじてあるものの、基本はチキンフライやエビフライ、ソフトシェルクラブなのど揚げ物と緑はきゅうりではなくアボカド率が高い。けど意外と美味しい。

 

メンタルが強くなった

体験1

日本にいた頃、私は箱に入りたくない箱入り娘だったので、家族が近くにいて仕事についていて何となく守られてるような安心感があったのですが、私はその生活を打破したく単独で渡豪したため、誰一人と知り合いがおらず、はじめは何かあったらどうにもならないというようなサバイバルゲームのシティ版を体験しているようでした。

その上、ろくに英語も話せなかったので、現地では小学生にタイムスリップしたように感じて、日本で大人として生きてきたプライドや店長をやっていたとか、後輩に色々教えていたとか、自分なりに積んできたキャリアや自分像が全く通用しない世界だったんです。ただ英語が話せないだけで。

それはそれで傷ついたのですが、見方を変えたらはじめからやり直せる世界だったんですね。

英語もそう、美容師としての技術もそう。

そのおかげでもう一度成長することができました。

体験2

私が初めて働いたお店は、日本人オーナーが日本から来れなくなったという理由で2ヶ月で人生初のクビになり、挫折(?)感と不信感を覚えましたが、そういうこともあるんだねと思いながらしばらくが経ちました。

後に3人のオーストラリア人と私で働いていた小さなサロンがあるのですが、私が通常通り朝、お店の鍵を開けようとしたところ、鍵があかず鍵自体が新しいものと交換されているという事件がありました。

これ実はラインなどのアカウントの乗っ取りならぬ、ビジネスの乗っ取りだったのですが、意外と簡単に乗っ取られてしまいました。

法律関係に詳しい人の話によると、オーストラリアではよくある話だとか・・・。

よくあって欲しくない話ですよね。

結局は店の関係者(信用していた人)が絡んでいたということがわかり、もう誰を信じたらいいのかわからずに、全ての人を疑っていた時期もあります。

ここでは、どんなにいい人でも自分の身を守るためなら嘘も平気でつけちゃうんだよ、だから簡単に他人を信用するなということを学びました。

もともとをたどっていくと、私はそのような人々を第一印象でおや?と思うことがあったんですが直感て本当に当たるもんだなと確信した出来事でもあります。

さらに成長しましたね。

男女関係でも色々ありました。他人とうまくやっていける方法や考え方、嫌なことや辛いこと、ホームシックやどうやって生き延びて行くかも本当にたくさん学んで相当メンタル面で強くなったと思います。

他人の目を気にしないとか、他人に嫌われてもいいとか、色々な意味でメンタルが強い方がオーストラリアでは住みやすいです。

本当に色々な人がいますから、日本では当たり前なことも当たり前ではなくなる世界ですし、言いたいことが言えないとか、ノーと言えないとか、弱っちいメンタルだと逆に変な人が寄ってきてしまいますよ。

気をつけてくださいね。

 

最後に

オーストラリアに住むといい意味で強くなれますし、自分らしくいられるようになるのも一つの魅力ですね。

どんなに大人になっても海外に住むとなると少なからず学べることがあるはずです。

今回私は3つのことを取り上げてみましたが、小さな変化はたくさんあります。

 海外旅行でも何かしら感じるものはあると思いますので、日常を離れて違う文化を体験してみてもいいですね。

 

では今日はこれで。

 

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朝早く起きれるようになったのも一つの変化。この景色のおかげかな