100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

日本の家庭料理

お店で働いているとオーストラリア人のお客さんからよく、日本食はよく作るの?と聞かれます。

彼らのいう日本食は照り焼きチキンとかお味噌汁とかお寿司とか、そういうもののことを言うのだと思うのですが、私は日本で育っているので日本で食べてきたものは全て日本食だと思っています。

寿司なんて毎日作るものじゃないですよね。

しかし、パスタもキノコや海苔を使ったパスタは日本食だと思うし、カレーだって世の中にはいろんなカレーがあるけれど日本のカレーのルーを使ったカレーは私にしてみれば日本食。

オムライスも母がよく作ってくれた日本食だし、コロッケもハンバーグもそう思っています。

言い換えれば私が日本で覚えた料理は全て日本食なので、私が作る料理は基本は日本食なんですね。

でも日本ではあんなに人気なオムライスやコロッケ、ハンバーグがなせオーストラリアでは日本食としてみんなに認知されていないのかが、いまだに理解できません。

あの半熟卵の乗っかったチキンライスのオムライスはオーストラリアの日本食レストランと言われる場所ではゴールドコーストの今は閉店してしまったレストラン以外では見かけたことがありません。

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ここまでは一般的な日本のレストランで食べることのできる日本のご飯についてでしたが、ここからは家庭料理について。

私はオーストラリア育ちの日本人の方と話をしたことがあります。

そのかたのお母さんはよく酒粕を使ったお料理を作ってくれるのだそうです。

酒粕のお料理なんてレストランでは食べたことがありません。

もしかしたら割烹や料亭などの特別なコース料理に一品出てくるかどうかのお料理だとお思うのです。

うちも酒粕を使った料理は祖母がよく作ってくれました。

母もたまに作ってくれましたが、酒粕入りのお味噌汁(私は苦手だったけど)、きゅうりの酒粕和えが子供ながらに大好物で今もその味を思い出すことができるくらいです。

オーストラリアに引っ越してからは自分で作ったことはありません。

材料が一般的に使うものではないだけになんだかハードルが高い。

私が年に一度日本に帰るときもたまに帰るものだから家族はちょっといいものをご馳走してくれたりするので、酒粕の料理なんで出てこないんです。

今になって子供の頃に食べた普通の作り置きにあるような漬物や箸休め的な家庭料理が食べたくて仕方がありません。

ピーマンもオーストラリアのスーパーでは見かけないので10年近く食べていませんね。

 

家庭の味ってそれぞれで違うと思うのですが、皆さんはどんな家庭料理が好きなのでしょう?

釜揚げしらすや新鮮な魚介丼よりも日本の家庭料理、母の味がそろそろだいぶ恋しくなってきたこの頃です。