他人のことを考えて行動する日本と、他人のことより自分優先のオーストラリア、電車にのるだけでもいろんな違う部分があります。
例えば、電車やプラットフォームではツバをはいたら罰金というアナウンスが流れたり、座席に足を乗せたら罰金という張り紙があったり、日本ではあんまりみたことがありません。
むしろ、なぜそんなアナウンスが必要なのか?と始めは思いました。
よく見ていると、あちこちにツバを履いている人や道に落ちているのを見たりするようになりました。
汚いですよね。
後に使う人のことを考えてトイレや、何かの道具を使った利する日本、必然的にキレイに使うようになります。
わたしもそうやって育ちました。
が、イタリア人のパートナーにそれを言っても、あんまり理解してはくれません。
オーストラリアで育った人はどうなのか?と見ていると、人によりますがやはり他人のことや他人の目を気にしない若者は多い。
電車が混んできても2人分の席に体育座りでスマホで遊んでいる学生さん、全く周りを気にしてませんでした。
時間的に混んでいて、隣にも人が座っているのに足組みをして幅をとっている男性もいました。
スマホに夢中でまわりがみえていなかったのかもしれませんが、足組やめたらいいの。とお節介ながら思ってしまいました。
小さい子供が靴のまま座席に立ち、吊り革であそんでいても何にも言わない両親もいます。
安定しない電車の中でそんなふうに遊んでいる子供達を笑ってみている両親を見て、子どもの安全はかんがえていないのかしら?と逆に両親に対して心配になってしまいました。
他人に迷惑をかけていることになんとも思わないのかな?
私の価値観とは全く違うので10年以上オーストラリアにすんでいても、未だにびっくりすることがたくさんあります。
もちろん、こういう行いをしている人は電車を使う人の中でもかなり低い割合です。
でもだからこそ目立ってしまうのかもしれないですが。