美容室にはたくさんの子供が来ます。
髪をカットすることがわかると鬼が来たかのごとくギャン泣きして誰よりも大きな声で泣き叫ぶ子供がいます。
周りにいる私たちはいつもことながら、耳元で叫ばれるとけっこうつらいのですが、その子供のお母さんはもっと複雑な思いをしていることでしょう。
子供だから仕方がないと思う事もできるし、甘やかしすぎと思う事もできます。
そんな事を70代くらいの女性の方と話していました。
例えば子供が泣き始めたら放っておくのがいいんだそうです。
放っておくとその子供は泣いても反応してくれないということに気づき、そのうちに泣き止むんですって。
わたしは子供がいないのですが、オーストラリアのスーパーなどでダダをこねている子供をほったらかしにして買い物をしている人を見る事があります。
あれは作戦だったのですね。
日本だと、お母さん達は泣き止ませるために必死に何かしてますよね。
周りの目を気にしなければならない、国柄でもあるのかもしれませんが。
お砂糖などの甘いものをあげるのも、実は逆効果だったり周りに子供がいると新しいことを学ぶ機会がありますね。
子供だけでなくオーストラリアにいると今までの常識とは違う事が沢山あって刺激的です。
それでもなく子をあやしながらカットするのはけっこう大変なんですよね。