チップとは規定の料金とは別にサービスを受けたことに対してのお礼としてお客さんからいただくお金のことです。
日本ではチップ制度がないので「余分にお金をもらう」という意識があって罪悪感を感じてしまう人が多いのではないでしょうか?
アメリカではレストランなどウェイターがサービスをしてくれるところで食事をすると、食事料金とは別にチップを15%〜20%支払わなければなりません。
お会計の時に伝票にそのことが各国の言葉で説明してあるくらいです。
海外のホテル(バンコク)に泊まった時、荷物を運んでくれたベルボーイはこちらがチップを払うまで部屋から出ていかないなんてことがありました。
日本はというと、美容室で働いているとき、すごーくたまーにチップをくれるお客さんがいましたが、余分にお金をもらっているという罪悪感は結構ありました。
時々、ブライダルの仕事をした時に花嫁のご両親からいくらかお礼をしてもらった時は、店全体で使わせていただいたので、個人でもらうことはありませんでした。
オーストラリアに来て、日本でのチップについて、面白いことを聞きました。
オーストラリア人が旅行で日本に行って、東京でタクシーに乗ったんだけど、チップを払うのを断られた。という話。
その手の話、結構何度も聞いたことがあります。
お客さんはサービスをしたお礼としてありがとうという意味も込めてチップをくれます。
通常のカット料金はお店に入りますが、チップはあなたのお財布に直接入ってきます。
会話をよくした人はチップをくれる傾向が高いような気がします。
今はというと、チップもらえるとありがたくポケットに入れさせてもらっています。
どうでしょう。
サービスをしただけでもチップをもらうことができますが、会話したほうがチップをもらえる傾向が高いとしたら話したほうがいいですよね。
お客さんにとって有益な情報を外国人観光客に英語でお伝えできたらいいですね。
チップ、日本に来た外国人がチップをどうぞと言ったら、断らずに、ぜひもらってあげてください。
そのチップにはありがとう、という外国人観光客からの感謝の気持ちがこもっていますから。