ご無沙汰していました。
先日4月18日で、オーストラリアに在住丸9年になりました。(パチパチ)
あっという間に9年も経ってしまいました。
外見も変わったと思いますが、中身も随分と成長しています。
今はミニマリストマインドです。
炊飯器もしゃもじも必需品ではない
変なタイトルですが、私は炊飯器もしゃもじも持っていません。
オーストラリアでそれらは必要なくなりました。
ミニマリストへの第一歩です。
鍋でお米を炊いて100均のスパチュラスプーンでご飯をよそうので調理器具はたくさんいりません。
スーツケース1つとキャリーバック1つ
9年前、私が初めてオーストラリア来たときはたった30kgの荷物しか持っていませんでした。
洋服は薄手のダウンジャケットを含め上下で15着以内。
靴は2足、カバンはトートバックひとつ。
ヘアアイロンと化粧品と数週間分の生活をするのに必要な生活用品のみ。
パソコンとカメラと帽子、サングラスや傘など旅行に行くような荷物です。
生活する上で増えるものたち
オーストラリアで初めて買ったものはヘアドライヤー。髪の毛を乾かすのに必需品です。
これを皮切りに、洗剤や食べ物、寒さ対策の上着やパーティー用のドレスやハイヒールなど、どんどんどんどんものは増え続けて行きました。
引っ越すたびに苦痛を感じるようになる
生活が変わるにつれ、通勤や通学に便利な場所へと引越しを繰り返すようになりました。
ほとんどの引越し先では、お米を食べない人も多いので炊飯器がない家もたくさんありますが、家具や食器、調理用品は揃っています。
自分の持ち物さえ持っていけば、生活はできるようになっています。
しかしその自分の荷物を運ぶのでさえ苦労するようになったのです。
タクシーに逃げられた
ある時、何度目かの引越し先に移動するため、タクシーを呼びました。
スーツケース1つとキャリーバック1つでは到底引越しできない量の荷物になっていました。
本当はすべての荷物を運んで準備ができている状態でタクシーを待たなければいけなかったのですが、安全だとはいえども、ここも外国。
荷物のみを外に残してウロウロするのは不安だったために、タクシーが来てからひとつづつ荷物を運ぶ手段を選びました。(小さいものお含め合計で10個くらいのバック達)
荷物を運び入れるたびにいちいち部屋まで戻っていたため、タクシー運転手を待たせることになってしまいました。
数回目に部屋まで戻ってる間、そのタクシードライバーはなんと乗せたはずの荷物をまた全部おろしているではありませんか!
「時間ないから、僕行くね。」
驚きでしたが、時は金なり。運転手さんも忙しいですから仕方ない。。
自分の荷物の多さにうんざりし始めたのはこの頃からだったかな。
最後に
炊飯器もしゃもじもあったら本当に便利で、あるのが当たり前で生活していますが、なくても意外となんとかなるものなんです。
過去9年間で一度だけ炊飯器を購入しようかと考えたことがありますが、今の所はなくても大丈夫なのでこのまま身軽で行こうと思います。
疫病のため外出規制中のこんな時だからこそ、自分の持ち物見直して見ませんか?
私はこの1ヶ月で洋服50着ほど処分しました。