100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

日本の文化や習慣の違いに戸惑う時

オーストラリアで働いているとたくさんの文化に触れることができます。

美容室にも色々な国のバックグラウンドを持つお客さんがきます。

文化の違いからか、困惑するときもあるのですが、いくつか例をお話ししますね。

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インド人のYES

カットの終わりに長さとかスタイルはどうですか?と仕上がりを聞くのですが、インド人は首を横に一回振るのです。

日本人の感覚だとNOかうーんとちょっと悩んでいる感じですね。

インド人のお客さんのその行動は、OKという意味なんです。

 

お金の管理

日本人って、お金を貯めることを頑張りますよね。

1ヶ月に一度の給料なので計画を立てて使う人が多いと思うのです。

オーストラリアは1週間に一度、お給料がもらえるところが多いので、それを見越して買い物をする人も多いんです。

今持っている貯金の中から何かを買うのではなく、未来に入ってくるお金で買う。

50万の貯金を持っていない30代のオーストラリア人もいます。(正社員で働いているのに)

いざという時の備えがない人も多く、オージーと結婚した友人はびっくりしていました。

(もちろん貯金している人もいますよ。)

 

お箸の使い方

日本人であるがゆえに気になってしまう事もあります。

欧米人や日本以外の国の人でお箸を使えたとしてもマナーを知らなかったり、マナーが違うことで、ドキッとしてしまうことがあります。

それはお箸とお箸で食べ物を移動する行為。

これは日本ではマナー違反ですね。

ご存知の方も多いと思いますが、仏教で火葬をした後のお骨をお箸で隣の人に渡していって骨壷におさめるという骨拾いを連想してしまいます。

また、ご飯にお箸を立てる行為。

これも仏教ではお葬式の時、亡くなった方にご飯を供える時に使われます。

これはあまり見たことがないのですが、たまにケーキにフォークが刺さったままテーブルに運ばれてきたことがあり、ちょっとびっくりしてしまいました。

 

たてむすび

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海外セレブやファッション関係のインスタグラムを見ていると、靴ひもや洋服のベルトをたてむすびにしているのをよく見かけます。

わたしは小さい頃、剣道をやっていたこともあったり、着物の着付けをしていたので、紐が縦に結ばれていることが気持ち悪くて仕方ないのです。

縦むすびはこちらもお葬式で、亡くなった人に着せる着物の結び目をたてむすびにするのです。

だから縁起が悪いと思ってしまうんですよね。

 

靴を脱ぐの?脱がないの?どちらなの

 

これはだいぶ慣れてきましたが、家の中に玄関というものがないので靴を脱ぐのか脱がないのかが非常に曖昧なところ。

うちでは家に入ったところすぐのところに靴を脱ぐようにしていますが、今まで住んだことのある家は、様々なところに靴が脱がれているのです。

家の中を土足でウロウロしているかと思えば、ある時は裸足で歩き回っている。

イタリア人のわたしのパートナーは寝るときとシャワーを浴びるとき以外は靴を脱がないと言っていたので、オーストラリアとヨーロッパでも感覚が違うみたいです。

 

シェアハウス

日本でも最近はシェアハウスがあるみたいですね。

わたしが学生をしていた頃はスタジオルームかワンルームのアパートを借りることが普通でした。

どんなに小さくてもプライベートなので家の中は自分で管理するのですが、オーストラリアではシェアハウスをすることも多いです。

もちろんキッチンもキッチンの棚などもシェアするのですが、たまに食べ物がなくなっていることがあるのです。

一部のシェアメイトは、人のもの自分のものもごちゃ混ぜになってて勝手に食べられることがあります。

食べられたものが日本の食品だったりすると腹が立つんですよね。。高いから。

 

終わりに

オーストラリアに住み始めて、他国との文化や習慣の違いにびっくりしたことを書いてみました。

色々なバックグラウンドを持っているということを最初に頭のすみに入れながら話したり接客したりすると、色々な発見があって面白いです。

皆さんも映画とか海外ドラマを見ていて、あれ?なんか違うと思ったことはないですか?

そういうことも今後は色々書いて行こうかなと思います。

 

*ここに書いてあることは全員がそういう人だというわけではありません。