ウィルスミスのオスカー騒動がありましたね。
妻のジェイダピンケットの髪型に対してジョークを言ったクリスロックに平手打ちをした話です。
ウィル・スミス、妻ジェイダ・ピンケットを揶揄するクリス・ロックのジョークに激高し平手打ち。【アカデミー賞2022】 | Vogue Japan
クリスロックが"ジョーク"のネタにしたのは脱毛症で悩んでいるジェイダピンケットのヘアスタイルでした。
ジョークとはいえ、誰かが傷つく話題は避けた方が良かったでしょう。
オーストラリアに来て、オージーの中にもジョークを普段から言っているひとは多いです。
直接的な英語ではないので、それがジョークと気付くまでに時間がかかったりしますが、間にうけるとけっこうきついことを言われていたりするんですよね。
職場にも"ジョーク"を話すお客さんがきます。
初めてその人が店のスタッフと話しているとき、この人達大丈夫かしら?と心配してしまいました。
言ってることがきつすぎたのです。
顔は笑っているし、おそらくジョークなんだろうけど、お互いがだんだんヒートアップしているように聞こえる。
心配でスタッフの顔を見ると、目配せしてきたので安心してそのやりとりを見ていたわけです。
が、毎回のやり取りをみていてついにジョークの領域を超えてしまったのです。
片方がだんだん失礼な物言いになって、一方が受け入れられず怒ってしまいました。
お店の中で起きたことです。
オスカー騒動もお店でのことも『ジョーク』の一言では治らない状況です。
軽いジョークならまだしも、もはやジョークにも聞こえない、ジョークと言いつつ本音で相手を傷つける言葉を投げかけている人って実はけっこういるんじゃないかな、と思います。
そして、ジョークといえば許されると思って、酷いことを平気で言うのはもはやジョークではありませんよね。
わたしも、たまにパートナーにきついことを言ってしまうことがあるのですが、改めようと感じた出来事でした。
みなさんもジョークのネタには十分配慮して、面白いジョークを話していきましょう。