オーストラリアで美容師として働き出して10年。
今のお店には2歳にならないくらいの幼児から今年100歳になった方まで非常に幅広い年齢層のお客さんたちが来店します。
そして気づいたことがあるのですが、小学生くらいの子ども達が自分の髪を切ってドネーションしているのをよく見かけるという事です。
女の子でも男の子でも過去に何人もいました。
10年前、日本にいた頃はあまり見た事がありません。
今はそれだけがんの患者さんが多く子供にも認知度が高いのでしょう。
それ以外には、西洋人は子供の頃からあまり髪をすかずにワンレングスで伸ばしている人が多く、ドネーションしやすいというのもあるのかもしれません。
どちらにしても、小学生くらいの年齢でも「自分にできる事は何か?」を知り行動する事ができているということにいつもショックを受けています。
では、私には何ができる?
小学生なら、普通に働いてお金を稼げことは難しいかもしれません。
だから髪を伸ばしてそれを寄付する。
わたしは働いてお給料をもらいますが、毎回寄付をしているわけではありません。
それに「寄付する」という概念を持ったのもきっと20歳を過ぎたころだったんじゃないかな。
チャリティーで先日ある動画を買ったのですが、その時は「世界で今起きているに対してできること」に寄付しました。
国によって起きていることは違います。
災害だったり争いだったり。
私たちができること、一度考えてみるのもいいかもしれません。