あるお客さんの話です。
彼女はオーストラリアで先生をしているマレー系シンガポール人です。
オーストラリアには学生の時から住んでいるそう。
彼女のようにもともとオーストラリア以外の国に住んでいてオーストラリアで勉強をして先生をしている人がたくさんいます。
わたしが子供のころの日本ではあまり見なかった光景です。
こうやって、小学校や保育園からいろいろな国出身の先生たちに教えられた子供たちは多様化が当たり前の中で育ちます。
話し方もアクセントも違う、けれどそれが当たり前なんです。
だから、差別すること自体が少なくなります。
10年前、わたしがオーストラリアに来たとき、あからさまに嫌がらせをされた事がありました。
頭上から水風船が落ちてきたり、通りすがりに「国に帰れ」と叫ばれたり。
そんなもんかと思っていましたが、ほんとはそれではよくないんですよね。
そのシンガポール人の女性は、将来それらの差別がなくなる事が目的で異国で先生をしているんだと言っていました。
ライフパーパスがあるとどんなときも頑張れるし続ける事ができます。
わたしがオーストラリアで働いている理由を考えてみました。
そんな事を考えた事がないからすぐに答えがでてきません。
生活のためではあるのですが、今後の課題ですね。
みなさんはそんなことをかんがえたことがありますか?
人生のstatement。