前日、ふと読んだブログのなかで、息子がニコニコと家に集まった人たちにお酒を注いでいるのです、という文章に目がとまりました。
わたしはオーストラリアに来てからというかもの、日本で家族が集まるような行事にほとんどでていません。
もちろん、家族以外があつまるようなパーティーにも参加していません。
仕事やそういった親戚がらみのお酒の席では、なぜか主催者や目下のひと、生徒さんなどが関係者やおじさん、おばさんたちにお酒を注いで回るという風習がありませんか?
あんまり知らないような遠い親戚や仕事上お世話になっているような業者さん達にまでお酒を注いで回りました。
美容師だし、知らない人とでも表面上は挨拶や会話はできますが、正直なところあの行為は大嫌いです。
そもそも、わたしがお酒を飲むような場所が嫌いなのもありますが、お酒を飲んでいる人の近くに行くのがほんとうに嫌々なんです。
オーストラリアではお酒を飲む時、だいたいバーで個人的に好きなお酒を頼むか、お酒を買って誰かに持っていくような事が多いです。
日本のように注いでまわるような大きさのビール瓶があんまりありません。
だいたい個人でそのまんま飲めるような大きさである330mlのボトルが主流。
先日の職場でのクリスマスパーティーでも、オーナーはワインを飲んでいましたが、勝手に自分で注いでのんでたし自分がのみたいように飲んでるような感じでした。
日本ではコミュニケーションやあいさつであったりするであろう、お酒を注ぎ回る行動がないオーストラリアはわたしにとって気楽でしかない。
働く時もそれほど周囲の目を気にしなくていいし、本当に楽です。
日本の常識はオーストラリアでは常識ではないんですよね。
オーストラリアの生活に慣れると日本に帰った時に違和感があるのはいうまでもありません。
みなさんの嫌いな日本の習慣ってありますか?