「わたしはこんなにも家のことしてるのにあなたはただゴロゴロしてるだけよね。」
そう思ってイライラしたことがある人はわたしだけじゃないはず。
それについて最近気づいたことです。
パースの街
わたしはけっこう家のことをやる方です。
例えば、掃除は毎日どこかやってますし、洗面所も床も、バルコニーも冷蔵庫の中も。
洗濯も週に何回か。
料理もしますし、その後の片付けも最後までやります。
一般的な家事ですね。
毎日のことで、どんなに仕事が大変で倒れそうでも永遠に続く家事。
その間パートナーや旦那さんがテレビを見て、コーヒーやお酒を飲んでゆったりしてると、なんで?とイライラしてしまうことがあるのです。
だいたいはスルーしてますが、たまに。
今日は不動産屋さんからレントの領収書のメールが届いていて、今まではもう2週間経ったんだ、と普通に思っていました。(家は2週間ごとに家賃を払っています。)
ある時、「わたしたちの家賃って引き落としじゃなかったよな」とふと思ったのです。
わたしは振り込む作業をしていないし、自動引き落としにはしてないはず。
そうなるとだれかが支払いの作業をしなければいけないんですよね。
で、パートナーに聞いたら隔週で不動産屋に振り込む作業をしてくれている、とのこと。
わたしは、2週間に一度、忘れずに振込む作業を任されたら、忘れてしまう恐れがあります。
今までも払ったら払ってないかわからなくなってた時がありました。
それから、わたしはベッドからでるとベッドメイキングはしません。
でも家に帰ってくるとちゃんとベッドがきれいに整っているんです。
これも、パートナーが毎日やってくれているんです。
例え、前日飲んで二日酔いでも。
家事は自分だけがやってる、と思い込んでいましたが、知らないうちに彼も家のことを忘れずにしてくれていたんですよね。
得意なことを得意な人が気付いた時にする。
社会でもそうです。
家の中でもそうゆう役割が自然にされていて、それぞれが役割をこなしていたんだなと思うと、イライラも感謝に変わったのです。
見方が変わると、出来事自体は同じでも世界が変わって見えるのは本当ですね。