私が購読している日本人の方のメルマガの中で、結婚の更新式をしましたという記事を読みました。
その方は、一生の愛を誓わず(笑?)この更新式でまた結婚を続けるかどうかを考えるのだそう。
この更新式のことをオーストラリアではA vow renewal といい、Wedding vow とは結婚の誓い、結婚式では牧師さんや神父さんなどの前で誓いをかわしますね。
この更新式は結婚記念日をお祝いするのに似ています。
結婚10年や20年でお祝いする事が多いようですが、とくにここ数年では某ウイルスの影響で結婚式を小さく行って、2年目の更新式で盛大にお祝いするカップルもいるんだそうです。
結婚式の時と同じ誓いを交わし、指輪の交換をするのですが、正式な法的な手続きはありません。
そのメルマガの話を聞いて、この更新式ってすごく面白いし、理にかなっているし、わたしが結婚したら即採用したいアイデアだなと感じました。
わたし達はいつも誰かがそこにいることがいつのまにか当たり前になって、感謝を感じなくなってしまいます。
掃除をしてくれているから家がきれいなのに、それが当たり前になっていたり、ご飯やランチやが用意されているのが当たり前で、なければ何でないの?と思ったり。
自分が横になってダラダラしてスマホで遊んでいる間に、翌日の準備をしたり洗濯をしている人がいることを当たり前に思っていないでしょうか?
誰よりも早く起きてくれる人がいるから暖かいコーヒーが飲めます。
誰よりも長い時間一生懸命に働いている人がいるから今いる家に住めているのです。
価値観はそれぞれちがうので、結婚生活や同居生活の基準はちがいますが、そういう当たり前のことに感謝出来なくなったら、結婚生活バランスが崩れていきます。
カップルの間にはいろいろなことがありますがそれを1年、まだ、1年と振り返り結婚当時の誓いを思い出す機会としてすごくいいですね。
反対に言いたいことが言えないとか大切に扱われていないと感じたり、関係が完全にこじれる前にも1年ごとに振り返り結婚を考える機会を作るいう意味でも。
わたしは同居していますが、結婚していません。
オーストラリアでは、正式にパートナーで申請しています。
日本では内縁関係ですね。
オーストラリアには子供がいても結婚していないカップルはたくさんいます。
海外に出ると日本との違いにカルチャーショックをうけることもありますが、新しい文化に触れるのはいくつになってもけっこう新鮮で、わたしは好きです。
みなさんは、この結婚更新式、どうおもいますか?