100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

当たり前

長いあいだ美容師をしていると出会いもあれば別れもあります。

現在働いているお店では8ヶ月になりますが、なかなか覚えられないお客さんの中では珍しく、私が名前をしっかり覚えている中国人の夫婦がいます。

旦那さんのお年はなんと88歳。

奥様は90歳でした。

旦那様はオーストラリアには学生の時から住んでいるんだそうです。

毎月夫婦そろってカットに来るのですが、今日は旦那さんが一人でいらっしゃいました。

話を聞くと奥様は2週間前に亡くなってしまったのだそうです。

突然倒れて病院に行ってからはすぐだったといいます。

その話をしていた旦那様はすこし寂しげで、シドニーにいる子供の一人はお葬式には間に合わなかったと言っていました。

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記憶を辿ると前回その奥様のカットをしたのは私だと思います。

なのであれが最後のカットだったのかと思ったら、誰に対してもいつもこれが最初で最後だと思って丁寧に親切にカットをしたいものだな、と改めて感じました。

 

それと同時に、突然大切な人とお別れすることになることがあったとしたらケンカや悪口ではなく感謝や愛を普段から伝えておきたいですね。

いつも近くにいるのが当たり前ではなく、その逆をう普段から意識しておきたい、と感じたのでした。

 

こんな時だからこそ、離れている両親や普段一緒にいるパートナーや子どもに対して、感謝や愛の言葉を意識して伝えてはどうでしょうか。