100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

何を優先するか迷う時

仕事と家族、どちらを優先しますか?

それは会社の立場だったり、価値観だったり状況によっても変わってくるかとおもいます。

 

f:id:behappie:20210815210254j:imageパースCBDに謎のオブジェが出現

 

 

会社の上司が家族の急用で早退しました。

店を任せれれている立場で、普段から仕事に対してかなり、責任感があるかたです。

自分自身が少しぐらい具合が悪くてもはってでも仕事に来るような人。

そんな人が青ざめた表情で仕事を早退したので、それはただ事ではなかったようです。

 

その状況を見ていて、昔お世話になった女性の美容師さんが仕事を辞める時に言っていたことを思い出したのです。

「仕事は大切だけど、美容師である私の代わりはいくらだっている。でも、〇〇の母である私の代わりは誰にもできない。だから、もしどちらかの選択で迷うことがあったらこんなふうに考えてほしい。」

当時、わたしには子供がいませんでした。

でも私は彼女がお店を辞めるまでの過程を近くで見てきて、話を聞いていたので、自分が母になって同じような状況になったときには、自分の代わりがいるかどうか?そんなふうに考えようと思いました。

 

この人の場合は、子供達がまだ保育園と小学1年か2年くらいの時の話です。

彼女は家庭を持ちパートタイムで働きながらも、職場での役職についていて、出張やミーティングなど、普通の正社員と同じように活躍していました。

そのうちに、仕事に重心が偏ってしまい、家でのイライラがとまらなくなって、旦那さんにも冷たく当たるようになってしまったのです。

それが、当時まだ小さかった園児の女の子にも影響して、その女の子は突然喋らなくなってしまい、トイレトレーニングは終わっていたはずなのに、どこでもおもらしをしてしまうようになってしまったのです。

 

子供の変化に気づいた彼女は、役職を降りるという選択ではなく、美容室勤務自体を辞めるという選択をしたのでした。

女性の美容師さんは子供が大きくなるまでは長時間労働や時間外のミーティング、出張などに出るのはかなり大変な事です。

社長もそのことを理解していたら、彼女が美容師を辞めるという決断をしなくてもよかったのかも、とずっと思っています。

 

何か決断をする時に迷ったとき、何をゆうせんするのか?

自分の代わりはいるのか?

そんなふうに考えてみてください。

 

今日は一つの価値観の話をしてみました。