100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

野生動物も人間に飼い慣らされる現実

ジャンピングクロコダイルクルーズに参加しました。

ボートからエサで釣ってクロコダイルにジャンプしてもらうアトラクションです。

ダーウィンから約1時間、カカドゥナショナルパークよりかなり手前にアドレードリバーという7000匹ほどのクロコダイルがすんでいる川があります。

ドロで透明感はありませんが、彼らが泳いでいると背中のゴツゴツがぷかぷかと浮かんで見え、ナショナル公園内ではなかなか見かけられなかったのが、簡単にみつけることができます。

クルーズのスタッフがエサをちらつかせるとボートにむかってクロコダイル達がやってきてお客さんたちにジャンプする姿をみせてくれるのです。

なかなか誘いにのらないクロコダイルもいれば、何度もジャンピングしてくれるのもいて、彼らにも性格があるなーなんておもってみていました。

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彼らはもともとその川に住んでいて、大きいのは6メートルにもなるそうです。

今日姿を見せたのはオスメス何匹かずつ、2メートルから3メートルのと、その6メートルのクロコダイルも顔を出してくれましたが、まるで恐竜をみているような気分になりました。

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ところで彼らにとって、餌をもらえるのはうれしい事なのか?

クルーズでエサをもらえるクロコダイルは数匹しかいないけれど、毎日4便クルーズ船が出て、彼らが少しでも学習していたら、エサをもらえると思って野生から人間慣れしたクロコダイルもいるんじゃないかなとおもってしまいます。

ジャンピングクロコダイルは人間にジャンプさせられているんですよね。

野生動物が人間のエゴで野生っぽい生き方をしなくなっているのは、オーストラリアのアボリジニと似ているところがあるのかなと考えさせられるたびになりました。

ノーザンテリトリーは他の州よりもアボリジニ文化に触れる事が多く、クロコダイルは暖かいところにしかいないということもあり、いろいろちがうオーストラリアをみることができました。