100%オーストラリア

30代で海外移住し現在アラフォーの著者が将来は時間やお金の制限のないライフスタイルを持つ事を目標にオーストラリアでのライフスタイルを綴っています。

スマホは豊かな時間を奪っている?

ダーウィンから東に約260Km, 3時間弱車で走るとカカドゥ国立公園にたどり着きます。

ダーウィン、ノーザンテリトリーの観光名所の一つで、私たちもやってきました。

国立公園は19804km2でかなり広いのと、ダーウィンから3時間弱かかるのでJabiruキャラバンパークに一泊することに。

ダーウィンの朝は23°、湿度90%と暑さは控えめでしたがカカドゥに近づくにつれて34°とかなり暑くなっていました。

 

道中、地図を調べたくてもスマホの電波が届かない場所ばかりで、緊急時の連絡しが取れない状態が数時間続くと、今までいかにインターネットやスマホを当たり前に使っていたかに気づきます。

電波が届かないおかげで景色や会話を楽しめる事ができました。

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本日のメイン観光はUbirrという大きな岩から夕日をみること、イエローウォーターで湿地帯にいるワイルドクロコダイルをみること。

そして、その両方で息を呑むほど美しく雄大な大自然の中に自分がいること、私たちは自然と共存して生きていること、アボリジニーの文化を少し学ぶことができました。

ノーザンテリトリーにはたくさんのアボリジニの歴史がたくさん残されています。

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普段スマホを片時も離さず、時間さえあればスマホで何かする。

そんなのが当たり前の生活がここでは当たり前ではありません。

街に出れば電波もとどくのですが、ほとんどのキャンパー達は大自然を満喫して、鳥や動物の鳴き声を聞きながら釣りやトレッキングなどを楽しんでいるのでしょう。

時間がゆっくり流れている感じがします。

ドライシーズンとはいえ暑いので、すこし動けば体がべたべたするほと、日本の夏みたいな気候です。

 

今日みたサンセットは人生の中で1位2位を争うくらい見事な夕日で、アボリジニが夕食のあとにあの岩に上り同じように夕日を眺めていたのかなと想像すると、なんとも言えない気持ちになるのでした。

その当時はスマホなんてありません。

あんな夕日を毎日見る事ができるなんて、昔はもっとこころが豊かだったのかもしれませんね。

たまにはスマホフリーの日や時間をあえて作るのもいいですね。