英語で接客できるようになるまでの道のりを書いています。
私は今でさえ英語で接客ができていますが、それでも働き始めた当初はコミュニケーションすらとるのが苦手だったのです。
一言でもいい、とりあえず話す
私はオーストラリアでは愚か日本でも初めて美容室で働き始めた時、実はお客さんと全く話をすることができませんでした。
ということは日本語でも英語でも誰かと話ができないなら美容室でのコミュニケーションはなかなか難しいと思うのです。
そこで私が日本で実践したことがあります。
仕事で1日何人ものお客さんの接客をします。
「私が自分が携わっお客さんに、必ずひとことなんでもいいので話題を振って話す」というもの。
はじめはかなりのチャレンジだったのですが、毎日毎日これを続けていくうちに、初めての人と話すことも苦にならなくなってきたのです。
英語も同じでした。
覚えた言葉、挨拶でもいい、それをクラスの人やバスの運転手、スーパーの店員さんや学校の先生でも誰でも一言話をすると、相手も返してくれます。
美容室でも、挨拶、最低限のやり取りのほか、少しだけスモールトークをすることを意識しました。
これも同僚がどんなことを話して話を盛り上げているのか?にヒントがありました。
マインドセットが大切
英語でコミュニケーションを取るとき、「私はまだまだだから英語を話すのが恥ずかしい」と思って英語を口に出さなかったら、伸びる英語力も伸びません。
コミュニケーション応力が高い人は英語ですらすら話ができず、一言二言のカタコトの英語でもコミュニカーションが取れているのを、何人も見てきました。
体全体を使って表現しています。
そのうちに相手の言葉を覚えてすぐに英語が上達していました。
しかもコミュニケーションが取れるだけでオーストラリア生活が楽しそうにも見えました。
私はその一言がなかなか話せずに相手が話してくるのを待つ受身だったため、かなり苦労しましたが。
私にはこんなエピソードがあります。
夏の暑い日、オーストラリアのコーヒーショップに行き、アイスラテを頼んだ時に暖かい飲み物が出てきた時は流石に落ち込みました。
しかも作り直してもらうことすら頼めずに。
私の英語力が低いから、アイスとホットが聞き取ってもらえなかったんだ、と悲しかったのですが、その話をお客さんに話したところ、「それはあなたの英語力が低いんじゃなくて店員が理解しなかっただけよ。だから落ち込まなくていいの」
その出来事をきっかけに、私は自分の英語に自信を持ち、それが分からないのは私の問題ではなく相手の問題だと思って、英語を話すことに自信を持っていきました。
大きな声で自信を持つ
自信のなさが声に出ていて相手に聞き取ってもらえていなかったのかもしれません。
それからコーヒーショップの時や他の誰かが「え?」という顔をして私が言ったことを聞き直してくる時、なぜそんなに聞き取ってもらえないのか考えたのです。
自信のなさが大きな原因でした。
日本人はボソボソ話す癖があります。
そこでとりあえずなんでももっと大きな声で話すようにし始めたら、聞き直されることも減ってきました。
英語で話しても聞き直されことが多い時、落ち込まないで口を大きく開き起きな声で話すようにしてみてください。