同僚が話している英語がわからない、と悩んだ時期がありました。
英語話者同士、スラングも使うし早口だし、仕方ないよねとあきらめていたんですよね。
そのとき英語コーチチングを受けていたのですが、コーチにこんなふうに聞かれました。
「本当にわからないんですか?ゆかさんならわかると思うんですけど。」
たしかに同じ人がわたしと話す時は理解できているのでそれほどわからないことはないはずと思って、その時の状況をよく考えてみたのです。
ものすごく初歩的な事ができていないことに気づいたんです。
それは、話をよくきいていない、という事でした。
というより、わからないだろうからと聞くことを諦めているような感じです。
英語を学び始めたときにオーストラリア人同士の会話に全くついていけなかったとき、右の耳から左の耳にスゥーっとながれていくようにただ聞き流してしまっていたのですが、どうやらその癖がぬけていなかったみたいなのです。
コーチによってその事に気づいてからはわからないということは減りました。
日本語でも聞きたくない!と感じたら自然と聞き流してしまう事ってあると思うんです。
あれと、同じ現象がおきていたのです。
誰かが話している英語がわからない、と感じたとき、ちゃんと聞くということを意識してみてください。
リスニングテストみたいでかなり疲れますがそれだけでも相手の言っている事が多少わかるようになります。
英語に限らず相手の言っていることを最後まできちんと聞く事で、誤解を防ぐこともできますよね。
職場や家族間でも、傾聴するこのテクニック使ってみてください。